Web×ブランディング介護業界の新卒採用を成功させる方法

深刻な採用難が続く介護業界。利用者や求職者の方から選ばれ続ける施設になる方法をお教えします。

ファーストビューのイラスト

採用難が続く介護業界

介護業界の採用難は深刻です。東京都高齢者保健福祉施策推進委員会の出している資料によると、介護業界の有効求人倍率は、東京都全体で6.7倍であり、どの施設も採用に苦戦している事は明らかです。実際に、私達のお伺いしている施設様でも、ここ1、2年の間に採用が難しくなっているとのお声もよく聞くようになりました。介護業界の採用難が続く要因としては、業界のイメージの悪さが挙げられます。しかし、介護業界で働きたいという志を持った方も多いです。自施設に良いイメージを与えられれば、それだけ採用において優位に立つ事ができます。では、どのように自施設に良いイメージを与えられるでしょうか。

コンセプトに基づいてブランディングを行う

例えば、「ハンバーガーショップと言えばあの店」というように、「○○といえば△△」というのがあるはずです。介護施設も同様です。求職者や利用者の方から選ばれる施設になるために、施設の良いイメージを与える行為がブランディングです。 ブランディングを行うためには、施設の個性を引き出すコンセプトを明確に定め、ロゴ、パンフレット、Webサイト、職員の制服、施設の外観や内装からサービスに至るありとあらゆる物を、コンセプトに基づき統一しなければいけません。
例えば、その施設が自然が豊かで職員や利用者の方が明るいのが特徴ならば、
『自然が豊かで明るい施設』をコンセプトに定めます。
今回は特にWebサイトのブランディングを例に取り上げましょう。

『自然が豊かで明るい施設』というコンセプトに基づいたWebサイト制作

Webサイトの設計

求職者の動線を意識する

どの情報をどこに配置するかを決めたWebサイトの設計図をワイヤーフレームと言います。採用を重視したWebサイトは、求職者の動線を意識した設計にする事が重要です。Webサイトを見る時の人の視線はF字型に動きます。それゆえ、特に見て欲しいコンテンツを左上から掲載していく必要があります。求職者が特に知りたいのは経営理念や給与や待遇等の雇用条件、職場の生の様子が分かるコンテンツです。それゆえ、Gメニューの左側に、特に重要なコンテンツである経営理念や雇用条件等が掲載されているページのリンクを配置する必要があります。

経営理念をコンテンツに落とし込む

経営理念が単なる綺麗ごとに終わらず、施設のサービスや職員の姿勢に落とし込まれており、それが見ている人に伝わるコンテンツにする事も重要です。求職者の動線を意識したWebサイトを設計しても、求職者が本当に知りたい情報が掲載されていなければ、見ている人はすぐにWebサイトを離れていってしまいます。

求職者の動線

ワイヤーフレームの例

ダメなWebデザイン例

デザインの画像や配色がバラバラで、コンセプトの『自然が豊かで明るい施設』に全くあっていない。

良いWebデザイン例

デザインのモチーフや配色が、コンセプトの『自然が豊かで明るい施設』に基づいて作られている。

デザイン

明確なコンセプトを定め、コンセプトに基づいたWebサイトの設計を考えたら次にやる事はデザイン制作です。先に上げた例のコンセプトは『自然が豊かで明るい施設』なので、自然や明るさと言ったキーワードを連想できるようなモチーフや配色を取り入れて制作していきます。コンセプトに則っていないデザインではブランディングになりません。今回はWebサイトを例に挙げていますが、ロゴやパンフレットもコンセプトに合わせて統一しなければいけません。デザインを制作し、実際にWebサイトとして動くようにシステムを作ったら完成です。

※コンセプトを立てる段階で、どういったデザインにするかはある程度考えてあります。

Webサイトのアクセス解析

Webサイトを制作し、実際に効果が出ているかどうかが分かるには時間がかかります。そのため、Googleアナリティクス等の解析ツールを使用して、Webサイトの分析を継続的に行う必要があります。例えば、職場の様子を掲載しているページで離脱率が高いのであれば、職場の良い面ばかりしか見せていないのでは無いか、具体的に働いている場面がイメージしきれないのでは無いか、等と様々な面からコンテンツの見直しを行う必要があります。
作って終わり、ではなく、検証と改善を重ね、より良いWebサイトにしていく事で採用率をアップする事ができます。

Webサイト制作のおおまかなスケジュール

コンセプトの設定

その地域や施設の特色とは何か。何を大事にしているのか、伝えたいメッセージは何かといったことをお客様と打ち合わせを行い、施設のコンセプトを設定します。

制作に向けた準備

Webサイトに掲載する素材の準備や撮影テキストの用意、インタビューや市場調査等を行います。また、この段階でWebサイトの設計図となるワイヤーフレームを作成します。

制作

素材の準備が終わり、ワイヤーフレームが完成したら、先に設定したコンセプトを基にしたデザインの制作を行い、インターネット上で動くようにシステムを構築します。

納品

リンクの設定は間違っていないか、誤字脱字は無いか、レイアウトの崩れは無いか等のチェックを行い、サーバーにアップロードして完成となります。

※開始から納品まで、数ヶ月ほどかかります。

介護の応援

『介護の応援』では、Web×動画×パンフレットのトータルブランディングを行っております。
「採用に困っている」「ブランディングに悩んでいる」という施設様は、
ぜひ『介護の応援』にご相談ください。

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